2025年8月の記事:

神戸市 西区 A様邸 浴室暖房換気乾燥機取付工事

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こんにちは!ヤマシンです!
今回は神戸市西区のA様邸にて、古くなった浴室暖房換気乾燥機を Panasonic製の新機種 に交換させていただきました。
 

ご依頼のきっかけは、A様から
「浴室の暖房が効きにくくなってきた」
「冬場の入浴が寒い」
「換気の力も弱まってきた気がする」
とのご相談をいただきました。

既存機器は設置から15年以上が経過しており、モーターやヒーター部分の劣化により十分な性能を発揮できなくなっていたため、この度交換工事を行うことになりました。
 

工事の流れ

①既存機器の取り外し
古い暖房換気乾燥機を慎重に取り外し、ダクトや配線の状態を確認しました。長年使用されていたため、ホコリの蓄積も多く見受けられました。
 

②新機器の設置
Panasonicの最新型浴室暖房換気乾燥機を取り付け。既存のダクトとの接続もしっかり確認し、安全性を確保しました。
 

③動作確認と仕上げ
換気・暖房・乾燥・涼風、それぞれの運転を確認し、問題なく稼働することをチェック。最後にリモコン操作の説明を行い、A様にも操作方法をご理解いただきました。


Panasonic浴室暖房換気乾燥機のメリット

Panasonic製品には、快適で安心できるメリットが数多くあります。

・パワフルな暖房機能
冬場のヒートショック対策にも効果的。入浴前にスイッチを入れておくだけで、寒い浴室をすぐに暖められます。
 

・衣類乾燥モード
浴室が“室内干しスペース”として使えるため、雨の日や花粉の時期に大活躍。電気代を抑えつつ効率的に乾燥できます。
 

・強力な換気機能
湿気をしっかり排出し、カビの発生を防ぎます。浴室を清潔に保ち、掃除の手間も軽減できます。
 

・涼風モード搭載
夏場の入浴時には涼しい風を送り込み、蒸し暑さを和らげます。季節を問わず一年中快適に使えるのもポイントです。


工事後のお客様の声

施工後、A様からは
「浴室がすぐに暖かくなるので、冬のお風呂が楽しみになりそうです。衣類乾燥機能も使ってみたいですね」
と喜んでいただけました。

浴室暖房換気乾燥機は、快適な入浴空間のためだけでなく、健康・防カビ・衣類乾燥といった暮らし全体に役立つ設備です。
「古くなって動きが悪い」「音が大きくなってきた」という場合は、交換時期のサインかもしれません。

ヤマシンでは、神戸市西区をはじめ地域密着でスピーディーに対応いたします!😊
ぜひお気軽にご相談ください!


A様、この度は当社にご施工をお任せいただき、誠にありがとうございました!

2025年08月29日 19:49

ソーラー撤去を先延ばしにした結果... 瓦ごと陥没してしまった事例

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こんにちは、ヤマシンです!
今回は、太陽熱温水器(ソーラー)の撤去をご案内したものの、お客様に一度は断られ、後日訪問した際には瓦ごと崩落してしまった実際の事例をご紹介します。

そのお客様のお宅では、築年数が経過した屋根の上に昔ながらのソーラー温水器が設置されていました。
長年使用されておらず、タンクの水も抜けきらずに中途半端に残っている状態。
重量がかかり続けており、さらに屋根材自体も経年劣化していることから、私たちは「早めの撤去」をご提案しました。

しかしその際、「まだ落ちそうにないから大丈夫」「撤去するには費用もかかるから、また今度に…」と見送られることになりました。

それから数ヶ月後、別のご相談でT様邸を訪問した際に屋根を確認すると、なんとソーラーが瓦ごと崩れ落ちていました。
タンクの重みと錆びた金具が外れた衝撃で、瓦の一部が陥没。
下屋根の庇まで損傷し、雨漏りが室内にまで達する深刻な状況となっていました。

撤去だけで済んでいたはずの工事が、屋根の葺き替え工事や内装補修まで必要となり、結果的に当初よりも大きな費用と工期を伴うことになってしまいました。

工務店目線で見る「ソーラー撤去」の重要性

私たち工務店からすると、このような事故は決して珍しいものではありません。

  • 重量の問題
    ソーラーは満水状態で数百キロに達することもあり、屋根にかかる負担は非常に大きいです。
     

  • 金具や配管の劣化
    長年雨風にさらされることで錆や緩みが進み、ある日突然外れる危険性があります。
     

  • 瓦や屋根材の劣化促進
    タンクからの水漏れや結露が、瓦下のルーフィングや木部を腐らせ、気づかないうちに屋根全体を弱らせます。

こうしたリスクは「まだ大丈夫だろう」と先送りにされがちですが、倒壊してからでは被害が拡大する一方です。
撤去の判断は“壊れる前”が鉄則です。

まとめ

今回のお客様の事例は、まさに「早めの撤去をしていれば最小限で済んだ」ケースでした。
工務店としてお客様にお伝えしたいのは、 ソーラーや不要になった屋根上設備は“危険になる前に撤去する”ことが最も大切 だということです。

ヤマシンでは、ソーラー撤去から屋根の補修・葺き替えまで一貫して対応しております!
「うちも古いソーラーが残っている…」とご心配な方は、ぜひ一度ご相談ください😊

2025年08月26日 19:21

総社市 T様邸 防草・砕石整地工事

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こんにちは!ヤマシンです!
今回は、総社市よりT様邸で実施した「防草シート敷設」と「砕石による整地工事」のご用命を頂きました。

T様からは「庭の雑草がすぐに生えて、手入れが追いつかない。見栄えも悪くなるので、どうにか長持ちする対策をしたい」とのご相談をいただきました。
毎年春から夏にかけては雑草が一気に繁殖し、草取りの手間も重労働になってしまいます💦
特に日当たりが良い場所は、わずか数週間で草が腰の高さまで伸びることもあります。

そこで、雑草対策とお庭の見栄えを両立できる方法として、防草シートの施工と砕石を敷き詰める工事をご提案しました。

工事の流れ

  1. 既存の雑草や不要物の撤去
    まずは庭に生えていた雑草を根から取り除き、表土もできる限りきれいに整えました。ここで手を抜くと、後々の仕上がりや防草効果に差が出るため、丁寧さが求められる工程です。


  2. 地盤の整地
    雑草を除去した後、地面を平らに均し、しっかりと固めます。
    凸凹が残っていると水たまりができたり、砕石が沈んでしまう原因になるため、入念に調整しました。
     

  3. 防草シートの敷設
    地盤が整ったところで、防草シートを隙間なく敷き込みます。
    シート同士は10cm以上重ね、固定ピンでしっかりと留めることで、雑草の侵入を防ぎます。
     

  4. 砕石の敷き込み
    最後に、防草シートの上から砕石を均一に敷き詰めました。
    これにより、歩行時の沈み込みがなく、見た目も美しく仕上がりました。


砕石工事のメリット

砕石を敷くことで得られる効果は多くあります。

  • 雑草の抑制
    防草シートとの併用で、長期間雑草が生えにくくなり、草取りの手間がほとんどなくなります。
     

  • 水はけが良い
    雨水が地中へ浸透するため水たまりができにくく、梅雨時期でも快適です。
     

  • 防犯性の向上
    砕石の上を歩くと「ジャリジャリ」と音が鳴るため、不審者の侵入防止にも役立ちます。
     

  • 景観の改善
    土がむき出しの状態よりも清潔感があり、建物や植栽を引き立てる効果もあります。
    駐車場やアプローチにも相性が良い仕上がりです。
     

  • メンテナンスの容易さ
    コンクリートに比べて施工コストが抑えられ、将来的に撤去や追加施工もしやすい点も魅力です。



施工後はお庭全体がスッキリと整い、見た目の美しさがぐっと増しました。
T様からは「これで草取りの負担がなくなりそうです。庭も美しく見えて綺麗ですね」と嬉しいご感想をいただきました。

ヤマシンでは、お庭や駐車場などの防草・砕石工事をはじめ、外構・リフォーム全般に対応しております!
「草取りに悩まされている」「駐車スペースを整えたい」といったお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください😊
T様、この度は当社にご施工をお任せいただき、誠にありがとうございました!

2025年08月21日 18:01

【お知らせ】お盆休みのご案内

YAMASHIN 株式会社ヤマシン

こんにちは、ヤマシンです!
毎日暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本日はお盆休みのお知らせです。
弊社は下記期間をお休みとさせていただきます。
 



◆ お盆休業期間 ◆
2025年8月12日(火)~ 8月15日(金)
 



休業期間中にいただいたお問い合わせや工事のご相談は、8月16日(土)以降、順次対応させていただきます!
お急ぎの案件につきましては、休業前にご連絡いただければ、できる限り調整いたしますのでお気軽にお知らせください。

お盆明けには、屋根葺き替えや防水工事など、秋雨シーズン前に完了させたい工事が続々と始まります。
住まいのことで気になることがあれば、このお休み中にぜひご家族でご相談いただき、お盆明けにご連絡くださいますようお願い申し上げます。

それでは皆さま、良いお盆休みをお過ごしください。
引き続きヤマシンをよろしくお願いいたします!😊

2025年08月10日 19:06

崩落を未然に防ぐ!外壁の大きなクラックを補修施工

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こんにちは、ヤマシンです!
今回は、外壁に大きなクラック(ひび割れ)が入り、このままでは一部が崩れ落ちそうな危険な状態になっていたお宅の補修・補強工事をご紹介します。

ご相談のきっかけは、お客様から「外壁に長いひびが入り、最近さらに広がってきた気がする」とのご相談をいただきました。
現場に伺うと、クラックは縦方向に約1.5メートル、幅は最大で5ミリ以上にまで広がっており、周囲のモルタルも浮いて指で押すと動くほどでした💦
この状態を放置すれば、モルタル片の落下や、内部への雨水侵入による鉄筋の腐食、さらには構造の劣化にも直結します!
クラックは小さいうちなら補修も比較的簡単ですが、大きくなると今回のように補強作業や部分撤去が必要になり、工期や費用もかかります。


クラックがもたらす3つの大きな危険

  1. 雨水の侵入と内部腐食
     クラックから入った雨水は、コンクリート内部の鉄筋を錆びさせます。
     鉄筋が膨張すれば、さらにひび割れが進行し、悪循環に。
     

  2. 外壁材の剥落事故
     浮いたモルタルやタイルは、ちょっとした振動でも落下の危険があり、人や車に被害を及ぼすことも。
     

  3. 耐震性の低下
     クラック部分は構造的に弱点となり、地震時にはそこから破断が広がる可能性があります。


補修・補強の施工工程

  1. 現地調査とマーキング
     クラックの始点と終点、幅の変化、周囲の浮き部分を赤いマーキングで明示。
     打診棒で音を確認し、内部の空洞化範囲を把握します。
     

  2. 劣化部分の撤去
     浮いているモルタルを慎重に剥がし、亀裂周辺を健全部まで切り取ります。
     無理に残すと再発の原因になるため、この工程は特に重要です。
     

  3. 鉄筋の錆落としと防錆処理
     露出した鉄筋をワイヤーブラシで錆を落とし、防錆剤を塗布。
     これにより内部からの再劣化を防ぎます。
     

  4. 樹脂モルタル充填
     高強度の樹脂モルタルをクラックの奥までしっかり充填し、下地を再構築。補強メッシュを併用して面全体の強度を高めます。
     

  5. 仕上げ左官と塗装
     周囲の壁面と段差が出ないよう丁寧に均し、乾燥後に下塗り・中塗り・上塗りと塗装を重ねます。
     色味も既存外壁と馴染むよう調色しました。

 


施工後、お客様からは「これで安心して過ごせます。もっと早く頼めば良かった」とのお声をいただきました。
※Afterお写真は補修後、未塗装の状態です。

クラックは“放置しない”が鉄則です!

外壁のひび割れは、家の寿命を縮めるだけでなく、思わぬ事故や修繕費の増大にもつながりますので、「たかがひび」と侮らず、早めの点検と補修で大切な住まいを守ることが重要です。
「壁に亀裂ができてて心配」「小さいヒビだけど、将来的に拡大しないか不安」など、些細なご不安でも感じられた際は、ヤマシンにご用命ください!
現場調査からお見積もりまで、無料で案内させて頂きます😊

2025年08月10日 18:40

雨漏れがきっかけからの「改質アスファルトルーフィング」ご施工

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こんにちは!ヤマシンです!

今回、ご依頼を頂いたお客様の工事は少し特殊で、お寺の屋根防水工事になります。
雨漏れが発生してしまったことをきっかけに、改質アスファルトルーフィングによる防水対策をご提案・施工させていただきました。

お寺の屋根は、一般住宅と異なる構造・勾配・意匠をもつことが多く、工事には高い技術と丁寧な施工が求められます。

最初のご相談は「天井から雨染みが出てきた」というお電話でした。
現地に伺い調査を行ったところ、瓦下のルーフィング(防水紙)が経年劣化により防水性能を失い、内部に雨水が回っている状態でした。

幸い構造材までの被害は少なく早期対応が可能でしたので、今回は既存の瓦を活かしたうえで、下地の防水層だけを全面的にやり直す工法をご提案しました。
 


改質アスファルトルーフィングとは?

今回使用したのは「改質アスファルトルーフィング」
従来のアスファルトルーフィングに比べて、

  • 高温でもたわみにくい

  • 低温でも割れにくい

  • 釘穴からの水の侵入を防ぐ自己粘着性

  • 耐久性が高く、30年超の性能を発揮する製品もある
     

といった特徴があり、寺院のような高耐久・高信頼性が求められる建物にぴったりの防水材です。
 


施工の流れ

  1. 既存の瓦を一時的に取り外し、屋根下地を露出

  2. 下地の合板(野地板)や垂木を点検し、必要に応じて補修・交換

  3. 改質アスファルトルーフィングを屋根全体に敷設

  4. 重ね目・端部・軒先などを丁寧に防水処理

  5. 瓦を元の位置に丁寧に戻し、棟部や雨仕舞いを再施工

瓦の一枚一枚を大切に取り扱いながら、伝統的な意匠を損なわずに防水性能を刷新する工事となりました。
 


お寺ならではの注意点

お寺の屋根は、高さ・急勾配・大きな面積・格式のある意匠など、一般住宅とは違う条件が重なります。

  • 足場の計画:参拝や法要の妨げにならないよう、足場設置も配慮が必要です。

  • 養生や清掃:敷地内の砂利・庭・仏具などへの粉塵・泥の飛散を極力防止。

  • 瓦の取り扱い:割れやすく廃番のものも多いため、1枚1枚を保管・再使用。
     

施工後は雨漏れも完全に止まり、「これで梅雨や台風が来ても安心できる」と喜んでいただけました。

また、改質アスファルトルーフィングの採用により、今後数十年にわたって安定した防水性能が期待できる屋根となりました。
 


 

お寺など、建物の「守るべき意味」が強い屋根においては、見た目だけでなく、「中身」をしっかりと整えることが最も重要です。

見えないところにこそ、技術と誠意が現れます。

雨漏れや老朽化が気になる場合は、「見える被害が出る前の対策」が建物の寿命を大きく左右します。

ヤマシンでは、寺社系統の屋根工事にも経験がございます。
点検・調査・ご相談は無料で承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください😊

2025年08月04日 19:18