古くなった倉庫を解体し、活用しやすい土間コンクリートへ

こんにちは!ヤマシンです!
今回は、使わなくなった古い倉庫を解体して、新たにコンクリート土間を打設した工事をご紹介します。
お施主様からのご相談は、
「もう使っていない倉庫を撤去して、雑草が生えないようなスッキリした地面にしたい」
「できれば車を停めたり、簡易な作業スペースとしても使えるようにしたい」
というものでした。
長年にわたって物置として使われていた倉庫は、経年劣化で外壁や屋根も傷みが進んでいました。
加えて、建物の周囲は雑草が生い茂り、足元は常にぬかるんだ状態。
お客様自身も「片付けようと思っても、どこから手をつけていいか…」とお悩みのご様子でした。
■ 倉庫解体から整地作業まで
まずは既存の木造倉庫を解体。
内部の不用品もすべて撤去し、柱・梁・基礎まで丁寧に解体作業を行いました。
重機を使いながらも、周囲にご迷惑がかからないよう、防塵や騒音対策も万全に。
解体後は、土間打ちの準備としてしっかりと地面を整地します。
地盤の高さを均し、雨水がしっかり流れるよう排水勾配を設定。
この勾配処理が、後々の水たまりや地面の痛みを防ぐ大切な工程です。
整地完了後は、コンクリートの下地となる砕石を敷き詰め、締固め作業(転圧)を行います。
次にワイヤーメッシュという鉄筋を敷いて、コンクリートの強度を高める準備。
その後、厚み約100mmでコンクリートを打設。
表面は金ゴテ仕上げでしっかりと押さえ、見た目も滑らかで使い勝手の良い床面に仕上げました。
今回は、将来的に物置を置いたり、車両を一時的に停めたりと、幅広い活用を想定していたため、耐荷重性にも配慮した構造にしています!
■ 土間打ちで得られる4つのメリット
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雑草の抑制効果が抜群!
土のままの状態だと、すぐに雑草が生えて手入れが大変…。
コンクリートを打つことで草刈り・草取りの負担がほぼゼロになります。 -
雨の日もぬかるまない快適な足元
ぬかるみや水たまりに悩まされていた場所も、排水勾配と土間コンクリートで雨の日でも安心。
掃除もしやすく、清潔感もUP! -
多用途に活用できる便利スペースに
ちょっとした作業場・駐輪場・駐車スペース・物干し場など、生活に合わせた使い方ができます。
外回りが整うことで、暮らしの質も向上。 -
老朽化した建物のリスク解消
今回のように古い倉庫を撤去することで、台風や地震など災害時の倒壊リスクも軽減。
安心・安全な住環境づくりに繋がります。
今回の工事では、見違えるほどスッキリとした空間になり、お施主様にも「気持ちまで明るくなった」と喜んでいただきました。
今後は物置の新設やカーポートの設置などもご検討中とのこと。
暮らしの可能性がどんどん広がっていきますね。
ヤマシンでは、ただ壊す・ただ打つだけでなく、「このスペースをどう活かすか」まで考えたご提案を大切にしています。
古い倉庫や物置、使っていない外構スペースなど、「どうにかしたいけどどうすればいいのか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください!
現地確認・お見積りは無料です!
一緒に、暮らしやすい住まいづくりをしていきましょう😊