崩落寸前の熨斗瓦…屋根の美観と安全を守る修復

こんにちは!ヤマシンです!
今回は、熨斗瓦(のしかわら)と丸瓦のズレやガタつきを修復した工事例のご紹介です。
「雨漏りしていないから大丈夫」
「見た目だけの問題でしょ」
と思われがちな熨斗瓦の不具合ですが、実はその放置が大きなリスクを招くことも。
屋根の一部とはいえ、風雨にさらされる過酷な場所。
ガタつきや緩みがあると、落下・飛散・雨漏りといったトラブルの引き金になってしまいます。
お施主様からのご相談は「家の前から見える屋根の一部が少しズレて見える」というもの。
実際に屋根に上がって点検してみると、熨斗瓦の接合部にが崩れ、崩壊寸前で丸瓦も一部崩落気味になっていました💦
長年の風雨や地震による振動の蓄積で、少しずつ瓦が動いてしまっていたようです。
ズレがさらに大きくなると、落下事故の危険性が高まるだけでなく、強風時に瓦が飛ばされて周囲に被害を及ぼすこともあります。
■ 熨斗瓦の放置が招く3つのリスク
① 落下・飛散の危険性
重たい瓦が高所から落ちてくると、非常に危険です。
車や隣家への損害、歩行者との接触事故につながる恐れも。
② 雨漏りの原因になる
隙間から雨水が侵入すると、下地の木部が腐食。
最終的には室内への雨漏りや構造材の劣化につながることもあります。
③ 台風・地震時にさらに悪化する
ズレた瓦は台風や地震の揺れに非常に弱く、一気に崩れるリスクが高まります。
■ 今回の施工内容
・屋根全体の点検
・熨斗瓦・丸瓦のズレ・浮きを修正
・緩んだ箇所の再固定と漆喰の詰め直し
・今後の耐久性を考慮した接着補強も実施
部分的な補修ではありましたが、しっかりと下地の確認と補強を行い、施工後はラインも真っ直ぐに整い、美観も回復しました✨
熨斗瓦や丸瓦のガタつきは、普段下からでは気づきにくい劣化サインです。
しかし、放っておくと「命や財産に関わるリスク」になりかねません。
-
雨樋に砂や破片が落ちている
-
屋根の端が波打って見える
-
漆喰がポロポロ落ちてきた
-
瓦の端が黒ずんで見える
こういった症状がある場合は、早めの点検・メンテナンスをおすすめします。
安心・安全な屋根を維持するために屋根は家の“盾”となる重要な部分です!
ちょっとしたズレが、後々大きな工事につながるケースもあります💦
ヤマシンでは、屋根の無料点検・現地調査を行っておりますので、「今すぐ工事は考えていないけど、状態は知りたい」という方もお気軽にご相談ください!
熟練の屋根職人による確実な診断と丁寧な施工で、お住まいの安心と安全を守るお手伝いをさせていただきます!😊