傷んだオレンジ色のモニエル瓦を、深みある青で美しく再生!

IMG_5650

こんにちは!ヤマシンです!
今回は弊社で行ったスラリー強化工法×水谷ペイントにより、蘇った屋根の施工事例をご紹介します!
「屋根、なんとかしないと…」
そんなご相談をいただいたのは、築30年を迎える一戸建てにお住まいのお客様でした。
外壁はまだしっかりしているものの、ふと見上げた屋根には劣化がくっきり現れていました。

元々は明るいオレンジ色のモニエル瓦が、年月を重ねて色あせ、表面には黒ずみや苔、そして細かい剥がれが広がっていました。
屋根の表面を手で触ると、粉のように塗膜が落ちてくる…。
これは典型的な「スラリー層の劣化」です!



■ そもそもモニエル瓦ってどんな瓦?

モニエル瓦は、セメントを主原料にした洋風瓦の一種。
表面に着色スラリー(セメントに顔料を混ぜたもの)を厚く吹き付ける独特の仕上げが特徴です。
見た目も重厚で美しく、耐久性にも優れているのですが…

実はこの「スラリー層」が、経年劣化とともに塗料の密着を妨げてしまう厄介者になるんです。

「前に塗装したけど、すぐ剥がれてきたんです」とお客様が口にされていたのも納得。
通常の塗装では、しっかりくっつかないどころか、すぐに剥がれてしまう可能性が高いのです。


■ 選んだのは「スラリー強化工法」

そこで私たちヤマシンがご提案したのが、「スラリー強化工法」という専用の塗装手順。
この工法のポイントは、

  1. 高圧洗浄で劣化スラリー層を徹底的に除去

  2. 残ったスラリーを固めて密着性を高める専用下塗り

  3. 中塗り・上塗りの3層でしっかりガード

という3段構え。

とくに重要なのが「スラリー層の処理」。ただの洗浄では取れきれないため、専用の強化剤で残った層をガッチリ固めてから塗装することで、長持ちする塗膜が完成します。


■ 塗料は信頼の「水谷ペイント」社製

屋根に使用したのは、水谷ペイント製の高耐候性屋根用塗料。色は深みのあるブルー。
これがまた、空の青と調和して、ものすごく品のある仕上がりになりました✨

水谷ペイントの塗料は、

  • 紫外線に強く、色あせしにくい

  • 表面がツルっとして汚れが付きにくい

  • 遮熱効果もあり、夏の室温上昇もやわらげる

という特徴があり、まさに屋根のリフレッシュにはぴったりです!


■ 仕上がりを見たお客様の第一声

「…これ、ほんとにうちの屋根ですか?」

最初は冗談かと思いました。
でも、お客様の目には驚きと嬉しさが入り混じっていました。

もとの色あせたオレンジから、艶のある美しいブルーに生まれ変わった屋根。
それを見たご近所の方からも「新築みたい!」との声があったそうで、お客様自身もとても誇らしげにお話しくださいました!


■ 屋根は「見えにくいからこそ」要注意

今回のように、屋根の劣化は気づきにくく、気づいたときにはかなり進行しているケースが多いです。
特にモニエル瓦は、しっかりとした工法と塗料を選ばないと、せっかく塗っても数年で剥がれてしまうリスクがあります。

ヤマシンでは、屋根の状態をしっかり診断した上で、素材や工法に合わせた最適なプランをご提案いたします。
「そろそろうちの屋根も...?」とお感じの方、無料診断だけでもお気軽にご相談ください!😊

2025年06月29日 18:15

TEL 0120-804-256
営業時間 9:30~17:30 / 年中無休

会社概要はこちら

神戸本社
〒651-2133
兵庫県神戸市西区枝吉2丁目59
TEL:078-926-1110
FAX:078-926-1181
MAP

岡山営業所
〒710-0842
岡山県倉敷吉岡174-4
TEL:086-435-5130
FAX:086-435-5131
MAP