傷んだオレンジ色のモニエル瓦を、深みある青で美しく再生!

こんにちは!ヤマシンです!
今回は弊社で行ったスラリー強化工法×水谷ペイントにより、蘇った屋根の施工事例をご紹介します!
「屋根、なんとかしないと…」
そんなご相談をいただいたのは、築30年を迎える一戸建てにお住まいのお客様でした。
外壁はまだしっかりしているものの、ふと見上げた屋根には劣化がくっきり現れていました。
元々は明るいオレンジ色のモニエル瓦が、年月を重ねて色あせ、表面には黒ずみや苔、そして細かい剥がれが広がっていました。
屋根の表面を手で触ると、粉のように塗膜が落ちてくる…。
これは典型的な「スラリー層の劣化」です!
■ そもそもモニエル瓦ってどんな瓦?
モニエル瓦は、セメントを主原料にした洋風瓦の一種。
表面に着色スラリー(セメントに顔料を混ぜたもの)を厚く吹き付ける独特の仕上げが特徴です。
見た目も重厚で美しく、耐久性にも優れているのですが…
実はこの「スラリー層」が、経年劣化とともに塗料の密着を妨げてしまう厄介者になるんです。
「前に塗装したけど、すぐ剥がれてきたんです」とお客様が口にされていたのも納得。
通常の塗装では、しっかりくっつかないどころか、すぐに剥がれてしまう可能性が高いのです。
■ 選んだのは「スラリー強化工法」
そこで私たちヤマシンがご提案したのが、「スラリー強化工法」という専用の塗装手順。
この工法のポイントは、
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高圧洗浄で劣化スラリー層を徹底的に除去
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残ったスラリーを固めて密着性を高める専用下塗り
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中塗り・上塗りの3層でしっかりガード
という3段構え。
とくに重要なのが「スラリー層の処理」。ただの洗浄では取れきれないため、専用の強化剤で残った層をガッチリ固めてから塗装することで、長持ちする塗膜が完成します。
■ 塗料は信頼の「水谷ペイント」社製
屋根に使用したのは、水谷ペイント製の高耐候性屋根用塗料。色は深みのあるブルー。
これがまた、空の青と調和して、ものすごく品のある仕上がりになりました✨
水谷ペイントの塗料は、
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紫外線に強く、色あせしにくい
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表面がツルっとして汚れが付きにくい
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遮熱効果もあり、夏の室温上昇もやわらげる
という特徴があり、まさに屋根のリフレッシュにはぴったりです!
■ 仕上がりを見たお客様の第一声
「…これ、ほんとにうちの屋根ですか?」
最初は冗談かと思いました。
でも、お客様の目には驚きと嬉しさが入り混じっていました。
もとの色あせたオレンジから、艶のある美しいブルーに生まれ変わった屋根。
それを見たご近所の方からも「新築みたい!」との声があったそうで、お客様自身もとても誇らしげにお話しくださいました!
■ 屋根は「見えにくいからこそ」要注意
今回のように、屋根の劣化は気づきにくく、気づいたときにはかなり進行しているケースが多いです。
特にモニエル瓦は、しっかりとした工法と塗料を選ばないと、せっかく塗っても数年で剥がれてしまうリスクがあります。
ヤマシンでは、屋根の状態をしっかり診断した上で、素材や工法に合わせた最適なプランをご提案いたします。
「そろそろうちの屋根も...?」とお感じの方、無料診断だけでもお気軽にご相談ください!😊